まったりし隊

March

" 比良の風景 3月"

北比良グループによる味噌の仕込み。昔は「手前味噌」というように、各家庭で仕込まれていたものである。自家製のミソには粒粒が残り、味噌汁に入れるにはまずスリ鉢でつぶさなければならなった。母親やおばあちゃんが味噌をするとき、そのスリ鉢を持つ役目は子どもだった。つまり、夕刻、子どもたちはスリ鉢を持つために帰宅したものである。そのスリ鉢を持ちながら、子どもは今日の出来事を語る。それは家族団らんの場であり。年寄りの楽しみのひとつでもあった。

自然の冷蔵庫。

 

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